発達の凸凹
理解や行動のばらつき(わかっていること、できることと分からないこと、できないこと)これができるのに、これができないわけが、こんなことをするのに、それがわからないわけがないなどえっと思うことがたくさんあります。
例)
3ケタ、4ケタの足し算、引き算が計算できるのに、お金の概念が分からない
時間の理解ができるのに、時間前に準備をすることができない
順番は守れるのに、交代ができない
個別の支持は分かるのに、全体指示はわからない
集団への適応の難しさ
一人でいると問題は少なく、表面的な関係でも問題は見えてきません。しかし、集団は大きくなったり、互いの関係が深まると問題が顕在化してきます。結果として、行き違いは思い違いなど、問題が複雑化していきます。(対応が後手に…)
経験不足の悪循環
全体像の理解が難しく、部分的な経験をつなげて全体を把握することが苦手な人が多いようです。結果、自分でもやってるつもりでも、うまくいかないことがたくさん出てきます。
特に、子供同士の遊びのあいまいな部分の理解はとても難しいです。
子供同士の連携や暗黙の了解、内緒の話しなのか分からず、遊びの面白さや醍醐味はわかりにくく、展開していくとずれていきます。結果、遊んでも楽しくない、友達ができにくい、周りからも誘われない、どんどん遊びの経験が乏しくなってしまいます。
より同年代の子供たちとの差が開いてしまいます。
差が開いてくると、意地悪や仲間はずれではなく、集団に入ってもお客さんになってしまいがちです。(子供の世界展社会への不適応 →経験不足 →悪循環)
頑張ったらできる?
少し足りない。少し頑張ったらできそう。もう少しだけやってみたら。集中しなさい。
気持ちを入れて・・・といわれることが多いのも発達障害の子供さんの特徴です。
どれもこれも、大人の側から見た不足なんです。
でも、子どもの側からよく聞くのは「意味がわからない」「頑張ってるけど」・・・わからないままにやっていると何が足りないのかわからない。
精一杯言われたとおりにやっているけど、意味がわからないと空回り、目の前のことに意識が行くので、結果のイメージが持てないままでは、特に、「もう少し」「頑張る」「集中」など曖昧な概念はそれ自体が意味不明なものと思います。大人のイメージと子供のイメージのずれがしんどさを作り出します。
見通しを持つことが難し・・・相談が苦手
自信のない子、よくわかっていない子、完結のイメージが持てない子は、見通しを持つことが苦手です。
今やっていることで精いっぱいで、何とか今を終わらせることで一生懸命です。その後のことを予想するところまで考えられません。意図や目的なんてことも意識できません。
だから、わからないことが分からない =何を聞いていかわからない聞くことすら思いつかない。
自信のない子は?
自身の意向は、おどおどしています。どうしていいか、わからないと動けません。あれこれ考えれば考えるほど、言葉も出なくなってしまうし、行動にも移せません。
でも、何も考えていないわけではなく、いろいろと考えているのです。でも、言ったら違うと言われたらどうしよう。やってみて間違っていたらどうしよう。不安が緊張を作り出し、緊張が不安を増していきます。わかっていないのではなく、手も足も出ないのです。
つながる、つなげることの難しさ
見通しを持つことが苦手と言いましたが、さらに過去の経験と今、そしてその先の応用とつながっていることを意識したり、先の行動につなげていくことが苦手です。
前にもやったことと言われても、それはそれ、今となんの関係があるのかピンときません。また、今していることが次の場面につながっていることもピンときません。
プライドと自信の無さ
自分の苦手のことやできないことはだんだんわかってくると、みんなより下手なことか嫌になってきます。失敗やうまくいかないことを恐れて、他に理由をつけてしなかったり、その機会をできるだけ少なくしようとします。経験が乏しくなると上達しないし、自信を持つこともできません。障害を理由とする難しさか苦手意識から来るものかを評価し、見ていかないと分からないことがたくさんあります。
理解の難しさのまとめ
①できることできないことの凸凹
②失敗経験や注意、叱られることから自信を失っている
③経験不足
④繰り返しが積み重ねになりにくい(意味の理解、意図の理解、構造的な理解など)
⑤周囲との関係性(空気が読めない、わからない)
⑥言葉の行き違い(年齢と言葉と気持ち・・受け手の主観)
⑦過去、今、とも先と時間的な連続性での見通しが持ちにくい
私はこれで不安がなくなりました。
子供が「発達障害」と診断を受けた時、
目の前が真っ暗になりました。障がいを持っていることのショックは
当然ですが、それと同じくらいに強く・この子の将来は・・・
・成人して一人で生きていけるのか?
・普通の子より、お金が必要なのか?こんな思いに苦しみました。
そして決断しました!
「この子には、不自由をさせない。」
「私、ひとりでも育ててみせる。」専業主婦だった私には、時間が十分に
あったので、家事の合間に内職する!
と、決めネットで検索しました。超の付くほどのパソコン初心者でしたが、
撮りためていた動画をyoutubeにアップ
してみたところ、お金になったのです!!今では夫の給与と毎月競えるようになり
生活が本当に楽になりました。ラッキー!出掛けることがないコミュニティーですが、
SNSでつながっているので、お友達ができて
毎日楽しく過ごしてます。私のような保護者の方もいるし、当事者の
方もいて、障がいのことについても相談が
できるので、本当にこのコミュニティーに
入って良かったと思ってます。今は、不安はありません。
保護者の方も、当事者の方も、ぜひこの
コミュニティーに参加することをおすすめします。
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